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法話
2026/01/10
絵本法話〜すきま地蔵〜

《あらすじ》

 ビルのすきまから出られなくなったお地蔵さん一家に、おつかいを頼まれた小学生の「ボク」。困っている人を助けるために、東西南北の町中をかけめぐって大活躍するお話。
 お地蔵さんの先祖は笠地蔵だったそうです。
お地蔵さんのおつかいをするボクは、泣いてる赤ちゃんへよだれかけを届け、お花を仕事を辞めるおばさんに届け、最後にはお地蔵さんにキンチャクとよでれかけをお届けしました。お地蔵さん一家とボクの優しさにほっこらしてきます。

 お地蔵さんは正式には「地蔵菩薩」という仏さまです。衆生を救うために阿弥陀如来さまのお手伝い。取りこぼしがないよう皆さんを見守ってくださっています。ボクがお手伝いしている姿はご先祖さまの姿と同じ。人々を救うために阿弥陀如来さまのお手伝いをするということは、お地蔵さんと同じ尊いはたらきですね。
 人が気づかないようなことにも寄り添う姿はとっても尊く、見守っていただいているという安心感には感謝ですね。関西では地蔵盆もあるほどです。町でお地蔵さんを見かけたら立ち止まって「ありがとうございます」と手を合わせ感謝を伝えたいものですね。

 『すきま地蔵』
文/室井滋
絵/長谷川義史
発行所/株式会社白泉社

 笠地蔵をベースにした現代版。室井滋の優しい文に長谷川義史さんのユーモアな絵でスイスイ読める絵本です。是非手に取って読んでみてください。【若坊守】