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法話
2025/12/10
絵本法話〜ぼくはいったいどこにいるんだ〜

《あらすじ》
 おつかいを頼まれた、ゆうくん。おかあさんのかいた地図は、サッパリわかりません。みーちゃんのママがポイントをかき足してくれたら、すごくわかりやすくなった。
地図があれば、いま自分がどこにいるかがわかる。
世界にはいろんな地図がありそうだ。どんな地図が出来るかな?
 自分の内側、外側の地図、きもちの地図、時間の地図、未来の地図。もっともっといろんな地図がありそうですね。自分だけの自分地図を描くのも楽しいかもしれません。自分の考えも整理出来てスッキリできそうですね。

 地図は道しるべ。道に迷うのは自分の現在地がわからなくなるから。わかっていれば行く道がわかります。今はナビがあり、目的地が定まっていれば道を間違えてもまたすぐに新しいルートを提示してくれますね。
さて、あなたはどこに向かっていますか?目的地は?迷うことも多い人生ですが、現在地はどこでしょうか??

 「仏教は一枚の地図である。
   この地図は、世界で一番精巧な地図だ」 司馬遼太郎

と言われました。
仏教(正しい地図)とは
①わたしの現在地(状況や立場)
②わたしがどこに向かって生きて行くべきなのか
③目的地に向かって正しいルートを
を教えてくれるものです。
『ぼくはいったいどこにいるんだ』
作/ヨシタケシンスケ
発行所/ブロンズ新社

進学、就職、今抱えてる悩み事。地図にしてみるとスッキリするかも?軽妙なヨシタケシンスケさんワールドに仏教を重ねてみるのも面白いですよ。本堂に置いてあります。是非手に取って読んでみてくださいね。【若坊守】